福島県二本松市にある日帰り温泉「あだたら山 奥岳の湯」の情報を掲載しています。
スキー場隣接の強酸性サッパリ日帰り温泉
福島市から車で1時間弱、二本松市からは20分ほど。あだたら高原スキー場に隣接している温泉です。全国的にも珍しいpH2.4の強酸性泉で、岳温泉の最奥にあります。
※記事後半にバリアフリーや周辺の情報に関してまとめています。
施設のすぐ脇に利用者用の駐車場、すぐ下にあだたら高原リゾート駐車場があります。キャンピングカーなど大きな車も楽々駐車可能です。
雪深い地域ですので、冬季はスタッドレスタイヤなどしっかりとした準備が必要です。車種によっては登れないことがありますので、バスなど公共の交通機関を使用するのもよいでしょう。(バスはJR二本松駅から2時間弱)
木のぬくもりを感じる館内はこぢんまりとしながらも清潔に保たれていて、ちょっとしたお土産や地場産品も置いています。
受付横の券売機でチケットを購入しますが、割引がある場合は先に受付の方に伝えると割引チケットを案内してくれます。

舗装されていない場所も多いので足元に注意して入館しましょう。画像右側に利用者駐車場があります。正面より、駐車場から建物に沿って入った方が段差が緩やかです。


料金・営業時間
【受付時間】
- 4/12~10/31 10:00~19:00(最終入館18:30)
- 11/1以降 10:00~18:00(最終入館17:30)
【料金】
- 大人800円
- 小人500円
- 4歳以下無料
※JAF会員、イオンカードなどで割引あり(50円)
※フェイスタオル300円・バスタオル600円(手ぶらでも入浴出来ます。特に記載がなかったのでレンタルか否かは要確認。)
【その他】
- 入浴着の着用可能(手術跡などを隠す目的の入浴用肌着)
- 刺青、タトゥーはカバーシール(85㎜×105㎜)2枚までで覆うことができる場合は入浴できます。(施設指定なので受付で購入する必要があります。)
様々な配慮がされていることがわかります。広く開かれた印象です。

脱衣所
入ってすぐが靴脱ぎ場です。脱いだ靴は目の前の下駄箱へ。登山やハイキングで靴が汚れてしまった方は施設のすぐ外に靴洗い場がありますのでそちらで汚れを落としてから入館しましょう。 場所がわからなければ受付の方に声をかけると案内してもらえます。
脱衣所は中央のベンチを挟んで両側に、オープンロッカー(大きな荷物も入ります)と鍵付きのロッカー(コイン不要)が並びます。
トイレは脱衣所奥に2か所。どちらも洋式で、ウォシュレットがついています。便器を挟むように、ひじ掛けのような横手すりがついていますが、幅がぴったりなので恰幅のよい方には少し窮屈かもしれません。
洗面所は2か所。無料のドライヤーが2つ設置してあります。アメニティはティッシュのみになります。
浴室
浴室には区切られた洗い場が左右に8か所ほど。ボディソープ・リンスインシャンプーが設置されています。
カランはプッシュ式なのでしばらくすると止まりますが、シャワーはハンドル式で使用中は止まることがないのがありがたいです。
浴槽はかけ湯、内湯、露天風呂が1つずつ。大きな窓の内湯は、ゆったり5人ほどが入れる広さ。明るく開放感があります。解放すると半露天風呂のように使うこともできるそうですよ。
かけ湯の隣、壁に沿って、ベンチが設置してあります。壁にもたれて休みながら、大きな窓からあだたら山の自然も楽しめます。
露天風呂は内湯よりも広く、10人ほどがゆったりと入れます。フェンスがなく、あだたら山の四季を雄大に楽しむことができます。
温泉
お湯は分析表によると、pH2.4、源泉の温度は54.5℃で、無色・透明・微弱硫化水素臭・強酸味少量の白色沈積物を認める・気泡なしとあります。 泉質は単純酸性温泉です。
内湯は加水ありの掛け流し、露天風呂は加水・加温ありの掛け流しになっています。
入ってみると、おお、さっぱりと肌に触る感覚はとても心地がいいです。強酸性の割に少し刺激が弱いような?? 酸性泉独特の肌がキュッと来る感覚は穏やかで、なめらか…
少し舐めてみると酸味は感じますが強くありません。ミネラル感を感じます。加水のためでしょうか?これなら肌の弱い方でも安心して入れますね。スキー場に隣接している温泉施設ならではの工夫かもしれません。露天風呂も、加温のため冬場でもぬるくなることなく、心地よい温度で入浴することができます。
強酸性の刺激を求めて来た方には物足りないかもしれませんが、フェンスなしで雄大な自然をのぞむ露天風呂の開放感、温泉に浸かりながら自然との一体感を得られる体験は、訪ねてみる価値ありです。
ちなみに毎週月曜日は源泉の菅清掃のため、岳温泉全体が湯花のたっぷり混ざった乳白色のにごり湯に代わります。『ミルキーデイ』と呼ばれていて、昼~午後3時頃までが濃度が高い時間帯だそうです。
良いお湯でした。
バリアフリーに関して
- 施設に入るまで未舗装の路面や凹凸がある箇所があります。先にも記載していますが、利用者駐車場から施設側面に沿って入館すると比較的フラットです。
- 館内は入り口から浴室までほとんど段差がなく、フラット。靴脱ぎの段差(10㎝未満)と、浴槽をまたぐ段差(30㎝ほど)が介助下でもクリアができれば入浴できます。
- 靴脱ぎ場は脱ぎ履きのための椅子が設置してあります。登山用の靴も座って着脱できます。
- トイレは様式で便座の両脇に手すりが付いています。位置は低めですが、便座が高いので前傾姿勢がスムーズに取れれば立ち座りはできます。スペースが狭く、縦手すりがないので、おしりを拭いたりズボンの上げ下ろしは大変かもしれません。(壁が近い分、すがることはできます。)
- 浴槽は、左右両側に1本ずつステンレスの手すりあり。露天風呂にも手すりはありますが、入り口近くに右手すりの形で1本のみになります。反対側にも少しスペースがあるので左手すりでも使えなくはないですが、隅切りしてある関係で、スペースの余裕はあまりありません。(女性側は反対になっているようです。)
- 風呂椅子は高め(30㎝)ほどでその他の椅子の設置がない。立ち座りに不安がある方は注意が必要です。洗い場の区切りを手すり代わりに使用出来ますが、滑りやすいので注意してください。
アクティビティ
スキー場の近くには、二階滝・魚止滝・昇龍滝などが連なる、自然遊歩道も。小さな子供連れでもちょっとした山歩きを満喫出来る約2kmのハイキングコースです。
※令和4年より大雨被害により通行止めとなっています

雰囲気
季節によって雰囲気は変わってくるかと思います。夏は登山、冬はスキーと温泉だけではなく、豊かな自然やアクティビティが豊富にあるエリアですね。
またお邪魔したいと思います。
今日も良い湯を 。

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